日本で唯一「コモドオオトカゲ」通称コモドドラゴンを見ることができるのは
名古屋市千種区にある東山動植物園です。
コモドオオトカゲは世界最大級のトカゲであり、まるで恐竜のような迫力なので コモドドラゴンとも呼ばれていて、多くの人々を魅了しています。
この記事では、そんなコモドオオトカゲの生態や驚きの能力、そして東山動植物園ならではの 特別な展示の魅力について徹底解説します。 さらに、観察の際に押さえておきたいポイントや動物保全への取り組みもご紹介します。
コモドオオトカゲの知られざる魅力を知れば、きっとあなたも実際に会いたくなるはず！ 読み終えたころには、東山動植物園への足が自然と向いているかもしれませんよ。
東山動植物園だけで見られるコモドオオトカゲの魅力とは？
東山動植物園は、日本で唯一コモドオオトカゲを展示している動物園です。 世界最大のトカゲとも言われるこの生物には、驚きの生態や能力がたくさん詰まっています。 本記事では、その魅力を詳しく解説しますね！
コモドオオトカゲの基本情報
コモドオオトカゲは、インドネシアのコモド島や周辺の島々に生息する大型のトカゲです。 全長は平均2～3メートル、体重は100キログラムに達することもあります。 まさに「恐竜の生き残り」と言える迫力ある姿が特徴です。
寿命は約30年とされ、肉食性であることもポイント。 体が大きい分、動きが鈍そうに見えますが、 実際には短距離で 時速20キロ以上のスピードを出すこともあります。
世界最大のトカゲがなぜ東山動植物園に？
東山動植物園がコモドオオトカゲを展示できるのは、厳しい国際的な管理をクリアしているからです。この動物園は、動物保全に熱心に取り組んでおり、希少動物の飼育や繁殖に実績があります。
展示の背景には、インドネシア政府との密な連携がありました。 コモドオオトカゲの保護に貢献するプログラムの一環として、 動物園側がしっかりとした飼育環境を提供しているのです。
コモドオオトカゲのタロウくんについて
2024年7月18日にシンガポール動物園からオスの1頭が東山動植物園に来園して 8月23日から一般公開されています。
名前は「タロウ」で身長は約2,7㎝、体重は約50㎏、13才です。 タロウの母はヨーコで、元々上野動物園で飼育されていて、繁殖促進のためシンガポールへと渡り そこで生まれたのがタロウです。
私も先日会いに行ってきましたが、キュートな目がかわいかったな～
＼本当に目がクリクリでかわいいですね ／
コモドオオトカゲ タロウくん✨🦎✨
— OKAYU (@okayuanimals) November 13, 2024
2024.11.12#東山動植物園 #コモドオオトカゲ #タロウ #絶滅危惧種 pic.twitter.com/h05b10LQzM
コモドオオトカゲの生態と特徴
コモドオオトカゲの最大の特徴は、その噛みつきの強さと毒性です。獲物を捕らえる際には、 鋭い歯と強靭なあごで噛みつき、そこから出る唾液が細菌や毒素を含んでいるため、 獲物を動けなくしてしまいます。
また、独特の歩き方やしなやかな体の動きが魅力的です。 観察していると、その動きの中に野性味と優雅さが共存していることに気づきますよ。
飼育環境と特別な展示の工夫
東山動植物園では、コモドオオトカゲに快適な環境を整えています。 展示エリアには、自然の地形を模した空間や適切な温度・湿度管理が施されており、 タロウがストレスなく過ごせる工夫がたくさんあります。
さらに、観覧者が間近で見られるようにガラス越しの近距離展示が採用されています。 この工夫により、細かな動きや表情をじっくり観察できますよ。
東山動植物園で楽しむコモドオオトカゲの観察ポイント
東山動植物園では、コモドオオトカゲを観察するのが一つの楽しみです。 その魅力を最大限に味わうためのポイントを解説しますね！
餌やりイベントで見られる迫力シーン
コモドオオトカゲの餌やりイベントでは、自然界さながらの捕食行動を観察できます。 ガラス越しに見るその迫力は、他の動物とは一味違いますよ。
獲物を狙う目の鋭さや、一気に噛みつく瞬間の動きは圧巻です。 このイベントは、展示動物の生態を深く理解するのにぴったりです。
野生のコモドオオトカゲは水牛やイノシシ、ネズミなどを食べますが タロウは、丸々１羽の鶏や馬肉を食べているそうです。
餌やりは週に１回ほどだそうで今は餌やり時間も不定期みたいなので 餌やりシーンを見られるのは運になるのかな？
時間帯で変わる行動の見どころ
コモドオオトカゲは昼行性で日中と夕方で行動が異なります。 15時を過ぎると寝台の上でゆっくり休んでいることが多いようです。 タロウの活発に動いているところを見るなら午前中や昼頃に行くのがおすすめのようです。
動物園に足を運ぶ時間を工夫すると、異なる側面を見ることができるのが楽しいところです。 午前中と午後で二度訪れてみると、全く違う表情を見せてくれるかもしれませんね。
子どもも大人も楽しめる学びのポイント
東山動植物園では、コモドオオトカゲに関する情報が充実しています。 展示スペースには、彼らの生態や保護活動について学べるパネルがあり、 大人も興味深く読むことができます。
子ども向けのクイズ形式の案内もあり、楽しみながら学べる工夫がされています。 動物を見て楽しむだけでなく、新しい知識を得ることができるのも東山動植物園ならではです。
出口にはタロウのパネルもあり一緒に記念撮影もできますよ。
コモドオオトカゲに会いに行こう！アクセス情報と注意点
東山動植物園に行く際には、スムーズに訪問できるように準備しておくといいですよ。 こちらでは、アクセス方法や注意点を解説します。
東山動植物園への行き方
東山動植物園は、名古屋市にあるアクセス抜群の動植物園です。 地下鉄東山線「東山公園」駅から徒歩3分程度で到着できます。
また、名古屋駅からの電車での移動時間は約20分と、遠方からの訪問にも便利です。 駐車場も完備されているので、車でのアクセスも可能ですよ。
アクセス方法：公共交通機関
- 名古屋市営地下鉄「東山公園」駅下車 ３番出口より徒歩３分(正門）
- 名古屋市営地下鉄「星ヶ丘」駅下車 ６番出口より徒歩７分(星ヶ丘門）
駐車場：1,600台あり 利用時間（８：４５～１７：００）
普通自動車１回800円、大型自動車1回2,000円、自動2輪車等1回400円
入退場門：東山動植物園には6か所の出入り口があります。
見学する際のマナーと注意点
コモドオオトカゲを見る際には、静かに観察するのがマナーです。 急な音や動きで動物を驚かせないようにしましょう。
また、展示スペースにはガラス越しに近づきすぎないよう注意が必要です。 動物たちがリラックスして過ごせる環境を守るために、適切な距離を保つことが大切です。
おすすめの周辺スポットもチェック
東山動植物園の周辺には、東山スカイタワーや少し行くとジブリパーク、 名古屋市科学館、名古屋港水族館など、観光名所がたくさんあります。 動物園を訪れた後に立ち寄ることで、一日中楽しむことができますよ。
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お得なチケット情報と季節のイベント
東山動植物園では、お得な年間パスポートが販売されています。 一度訪れるだけでなく、何度も楽しむなら年間パスポートが断然お得です。
さらに、季節ごとにイベントが開催されるので、訪問時期に合わせて新しい楽しみ方が できるのもポイントです。
高校生以上の入園料は500円、年間パスポートは2,000円です。
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お花見、花畑、ナイトズー、紅葉狩り・ライトアップ、コアラ来園40周年、 ツシマヤマネコの赤ちゃん、コモドオオトカゲと楽しみがいっぱいです。
コモドオオトカゲと動物保全の取り組み
東山動植物園は、コモドオオトカゲを通じて動物保全の重要性を発信しています。 絶滅危惧種であるコモドオオトカゲの繁殖や保護に関する取り組みを知ることができます。
この展示を見ることで、自然環境や生物多様性の大切さを改めて感じることができますよ。
これからの展示と新しい試み
東山動植物園では、コモドオオトカゲの展示にさらなる工夫を計画中とのこと。 将来的には、よりインタラクティブな体験や教育プログラムが追加される可能性もあります。
現在、東山動植物園正門入ってすぐの場所にコモドオオトカゲ舎を建設中です。
数年後には、正門入ってすぐの広い場所で見ることができるようです。楽しみ～
現在、コモドオオトカゲの「タロウ」は、 動物園北園の旧ゴリラ舎屋内展示室で見ることができます。
東山動植物園だけで見ることができるコモドオオトカゲ まとめ
東山動植物園で展示されているコモドオオトカゲは、日本でここだけでしか見られない 特別な存在です。世界最大のトカゲとして知られるコモドオオトカゲは、 その迫力ある姿や驚きの生態からコモドドラゴンとも呼ばれています。 そして希少性から、多くの人を惹きつけています。
東山動植物園では、コモドオオトカゲを間近で観察できる環境や、飼育員によるガイドツアー、 さらには保全活動への取り組みを通じて、動物の魅力や自然環境の大切さを 深く学ぶことができます。
この記事を通じて、コモドオオトカゲの生態や魅力、そして東山動植物園ならではの 楽しみ方を知っていただけたのではないでしょうか。 次のお休みには、ぜひ東山動植物園を訪れて、 コモドオオトカゲの迫力を実際に体感してみてくださいね！
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