「一番強い動物」と聞いて、どんな動物が思い浮かびますか?
ランキング上位に上がるのは、アフリカゾウ、ライオン、ワニ、シャチ、サイ、ホッキョクグマ、ヒグマ、クジラ、などですが、
実は“意外な動物”が、「世界一怖いもの知らず」として注目を集めているんです。
その名も ラーテル(ミツアナグマ)。
見た目は小さく地味なのに、驚くほどの強さと図太さを持ち合わせたラーテルは、なんと名古屋の東山動植物園だけで会うことができます!
今回はその強さの秘密と、実際に東山動植物園で出会ったラーテルの様子をご紹介します。
\ 東山動植物園には、また、最強と言われるコモドドラゴンもいます。 コモドドラゴンを唯一展示しているのも東山動植物園だけです /
ラーテルってどんな動物?
ラーテルは、イタチ科の哺乳類で、アフリカや中東、インドなどの乾燥した地域に生息しています。
体長は約60〜80cmほどと中型犬くらいのサイズで、背中は白く、お腹と足は黒という独特な体色が特徴です。
一見地味で目立たない存在ですが、その実態は「最強の小動物」。
その名に恥じない破天荒なエピソードの数々で、動物好きの間で密かに人気を集めています。
ラーテルが「一番強い動物」と言われる理由
恐れ知らずの性格
ラーテルは、自分よりはるかに大きなライオンやヒョウにもひるまず立ち向かいます。
群れを作らず単独で行動し、自分の身は自分で守る!という気迫がすごいんです。
毒に耐えるタフな身体
コブラやパフアダーといった猛毒ヘビを捕食することも。
一度は毒で気を失っても、しばらくすると復活して再びヘビを食べるという驚異の生命力を持っています。
ギネスブック公認の最強動物
ラーテルは、「世界で最も怖いもの知らずの動物」としてギネスブックにも登録されています。
力というより“メンタルの強さ”が尋常じゃないのです。
ラーテルがいるのはどこ?
名古屋市にある東山動植物園では、ラーテルを間近で見ることができます。 国内の動物園でラーテルが見られるのは東山動植物園だけです!
展示されているのは、本園中央休憩所横の小型肉食動物舎エリア。 アシカ広場の前です。
東山動植物園のラーテルはオスの(フラン)とメスの(サビー)2匹いましたが、2025年3月にフランが亡くなって現在はメスの(サビー)1匹になっています。
私が訪れたときは、ちょうど動き回っているタイミングで、とにかく活発!
狭いスペースを忙しそうに動き回り、時々こちらをじっと見てくる姿には、どこかユーモラスな雰囲気も。
ただ、ラーテルは夜行性のため、昼間は寝ていることもあります。
活発な様子を見たいなら、午前中やエサやりの時間を狙うのがおすすめです。
東山動植物園の基本情報
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住所:名古屋市千種区東山元町3-70
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アクセス:地下鉄東山線「東山公園駅」下車 徒歩3分
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営業時間:9:00~16:50(入園は16:30まで)
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休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
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入園料:大人500円、中学生以下無料(2025年5月現在)
まとめ
「一番強い動物 ランキング」にランクインするラーテルは、体の大きさではなく、
“精神力・根性・生存力”で最強の座を勝ち取った、まさに小さな戦士。
見た目は地味でかわいらしいけれど、その行動力と図太さは必見です。
東山動植物園に行ったら、ぜひラーテルの展示エリアを訪れてみてください。
実際にその目で見れば、「なぜラーテルが最強なのか」がきっとわかりますよ!
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